30代くらいの方ならピンときた向きも多いと思うが、『ステップワゴン』と同時に発表された『ステップコンポ』は、往年の初代『シティ』と『モトコンポ』のコンセプトを現代風にアレンジしたものだ。
本田技術研究所の鹿島肇デザイナーによると、「4輪の開発チームから、クルマに積めるものを開発して欲しいという話がありまして、だったらちょうどモデルチェンジの時期になっていた『ラクーンコンポ』の新型として開発しよう、ということになった」そうだ。
「ラクーンコンポと比べてあらゆる面でレベルアップしています。約2kgの軽量化、折りたたみ時の大きさはラクーンコンポの半分とし、また航続距離はノーマルモードで30%、エコモードでは90%向上しています」とのことである。