アップリカ葛西が製造したチャイルドシートに不具合が見付かり、製品の製造自体は中止したものの、回収していないことが明らかになった。これは同社のチャイルドシート『マシュマロサブタイプ』の一部製品で安全基準を満たしていないことが明らかになったもので、同社では、製品の販売と製造を中止するとともに、原因の特定を急いでいる。
通常、チャイルドシートに不具合が見付かった場合には、原因を特定してから自主回収することになっている。しかし、原因が解明されていないことから、依然として自主回収はされていない。国土交通省も不具合の報告は受けているが、原因が特定されていないことを理由に自主回収を指導していないという。
こうしたお役所仕事によって、幼児の命が危険にさらされているとの指摘も。