国土交通省が道路を使った社会実験を実施する地域を募集

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国土交通省は、2001年度における社会実験の実施地域を募集すると発表した。社会実験は道路に関する新しい施策について、地域の人々に参加してもらいながら、場所と期間を限定して実験し、施策を本格導入するか否かの判断材料を得る。

同省では1999年度から社会実験を行なっており、募集は今回が3回目となる。これまでは、奈良県飛鳥地区で自動車・歩行者へのモバイル端末を通じた現在地や観光地情報を提供や、愛知県豊田市で低公害車を使った共同利用・カープール実験などを行なってきた。渋滞の緩和や中心市街地の活性化など、道路空間で展開する地域づくりを目的にする施策など、道路に関する施策は幅広く対象としている。

実験計画の内容によって「現地で実験を実施する地域」と「実験の熟度(実験計画、実施体制)を高める地域」の二つの区分で幅広く選定する。4月3日から5月25日まで地方整備局で受け付ける。

《レスポンス編集部》

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