日産自動車は『シーマ』の電気装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2000年12月14日から2001年3月2日までに生産した5935台。
対象のクルマでは原動機室内の原動機制御用電気配線の配策に不適切なものがあるため、当該配線が排気ガス還流装置(EGR)バルブの取付けボルトと接触するものがあり、そのままの状態で使用を続けるとEGRバルブの熱により配線の被覆が溶損してボルトと芯線が接触、短絡し、最悪の場合には原動機が停止して再始動できなくなる。
不具合件数は2件で、発見は市場からの情報による。