トヨタ、イギリス工場でのエンジン生産を増強。年間40万基体制に

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トヨタ、イギリス工場でのエンジン生産を増強。年間40万基体制に
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トヨタ自動車は15日、英国工場「TMUK」でのエンジン生産を2003年に現在の2倍以上に高めると発表した。これまでは日本から輸出していたディーゼルエンジンを同工場で切り替えて生産する。

トヨタの英国工場「TMUK」のエンジン工場では、現在1.0、1.4、1.6、1.8リットルのガソリンエンジンを年間約18万基生産しているが、2003年を目標に、現在日本から輸出している2.0リットルのコモンレール式直噴ディーゼルエンジンの現地生産を開始するもの。これにより、同年のエンジン生産は約2倍の40万基になるという。

欧州では日本と異なり、経済性の良さなどからディーゼルエンジンへのニーズが高い。フランス工場の稼働など、欧州での販売拡大を狙うトヨタは、ディーゼルエンジンも現地で生産することでコストダウンを図り欧州メーカーに負けないコスト競争力を確保する戦略だ。

《編集部》

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