独BMWは、超精密な照射光配分が可能なヘッドランプ『ピクセル・ライト』を開発した。リフレクター(反射鏡)に顕微鏡サイズの細かい鏡の集合体を用い、これをデジタル制御することで今までになかった光配分ができるという。対向車の幻惑を防ぎつつ遠方まで光を照射したり、道路の白線部分に集中照射して車線を際立たせたりといった使い方のほか、BMWは路面に矢印などのマークを照射し、夜間のカーナビゲーション案内に応用することも考えているという。