大阪府警枚方署と交通指導課は、事故現場にカーナビを落としたひき逃げ犯を業務上過失致死と道路交通法違反の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは住所不定無職の23歳の男性。調べによるとこの男性は、昨年11月5日早朝、枚方市の市道で主婦を乗用車ではねて、そのまま逃走した疑いが持たれている。主婦は死亡し、犯人は現場近くに車両を放置したまま逃走したが、このクルマは盗難車だった。
枚方署などでは、盗難車のカーナビゲーションシステムに残っていた走行記録を解析したところ、奈良市で走行記録が集中していたことをつかみ、この地域を集中的に調査、聞き込みの結果、この男性の容疑者が浮上、知人らの話から女性をはねたことを話していたのをつかんだため、逮捕に踏み切った。