米国三菱自動車工業は『エクリプス』、『エクリプススパイダー』の緩衝装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1995年3月24日から1997年9月4日までに生産した3906台。
対象のクルマでは、前輪緩衝装置のロアアームとナックルを連結しているボールジョイントにおいて、保持金具のかしめに不充分なものがあるため、このままの状態で使用を続けると、当該部分からの水の侵入によるボールの錆で樹脂ベアリングが異常摩耗し、最悪の場合、ボールジョイントが破損してアームから外れ、走行不能となる。
不具合件数は1件で、発見は販売会社からの市場情報による。