三菱自動車工業は『ギャラン/エテルナ/エメロード』、『ディアマンテ』の緩衝装置(アブソーバー)に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1992年3月5日から2001年1月8日までに生産した23万2514台。
対象のクルマでは、前輪緩衝装置のロアアームとナックルを連結しているボールジョイントにおいて、保持金具のかしめに不充分なものがあるため、このままの状態で使用を続けると、当該部分からの水の侵入によるボールの錆で樹脂ベアリングが異常摩耗し、最悪の場合、ボールジョイントが破損してアームから外れ、走行不能となる。
不具合件数は58件で、発見は販売会社からの市場情報による。