『AクラスLWB(ロングホイールベース)』のエンジンは、従来の1.4、1.6、1.9リットル・ガソリンエンジンが搭載されるが、厳しくなるEUのエミッション規制に対応すべく調整されている。エンジンラインナップは標準ホイールベースAクラスと同じだ。
排気量1.6リットルのコモンレール・ターボディーゼルエンジンは出力別に2機種あり、75PSと95PS。従来型からはそれぞれ15PS、5PSの増強。しかし4.5リットル/100km(22.2km/リットル)、4.9リットル/100km(20.4km/リットル)という燃費に変わりはない。
メルセデスベンツのエンジニアは、ホイールベースを170mm延長したことにより、これまで神経質だったAクラスの乗り心地は改良され、コーナリング性能も全体に向上したという。
AクラスLWBの日本市場での価格は未定だ。本国では標準型に対し2500マルク(約15万円)のプライスアップになる、というメルセデスベンツの言葉がヒントになる。すると1.6で210万円、1.9リットルで305万円か。