2003年型ダッジ『バイパーRT-10コンバーティブル』が発表された。デザイン界で90年代を通じてアメリカを代表したスポーツカーは、より軽く、より早く、そしてかつてないほど強力なり、自らの歴史にあらたな一章を書き加える。
総アルミニウム製ブロックのV10エンジンは出力500PS、トルク500lb-ft(ポンド-フィート。約69.2kgm)、排気量は17立方インチ増えて505立方インチ(約8.3リットル)、とうとう500立方インチオーバーだ。そこで500/500/500スポーツカーの別名がついた。トランスミッションは6MT。
バイパーRT-10コンバーティブルは、前回2000年のデトロイト・オートショーでコンセプトカー『バイパーGTS/R』として発表されたものの市販化だ。発売は2003年型として来年2002年の8月が予定されている。
《高木啓/Charlie Foster》