『カローラ・ランクス』、『アレックス』の10・15モード燃費は以下のとおり。
1.5リットル/FF | 16.6km/リットル |
1.5リットル/4WD | 14.4km/リットル |
1.8リットル/6MT | 13.0km/リットル |
1.8リットル/4AT | 12.0km/リットル |
※1.8リットルはFFのみ
いずれもクラストップレベルではあるが、最近のトヨタの燃費データからすると若干物足りない数字ではある。
一方、販売上のライバルと目されるホンダ『シビック』は、売れ筋の1.5リットル/FFモデル「iE」で19.4km/リットルと、ランクス/アレックスの同じ仕様のモデルと比べて2.8km/リットルもの差がある。
第2エンジン開発部の隅晃一氏によると、「エンジンが『カローラ・フィールダー』とまったく同一のため、新たに10・15モード燃費認定をとっていないという事情があります」とのことだ。確かに同じエンジン、トランスミッションを搭載したフィールダーの10・15モード燃費は、ランクス/アレックスと同一の数字となっている。
ただし、燃費に大きな影響を与える車重は、カローラフィールダーに比べて1.8リットルモデルで20kg、1.5リットルモデルで30kg軽くなっており、これがe燃費にどれだけの影響を与えるのか、車重と燃費の関係を測るいいテストケースとなりそうだ。