全体相場はおよそ1年5カ月ぶりの7連騰ながら、自動車株の動きはまちまち。日産自動車は、商いが一段と膨らみ出来高は市場第2位。前週末比15円高の689円と3日続伸した。
英工場での欧州向け新型車『マイクラ』(日本名『マーチ』)の生産を週内にも発表すると、21日に現地の日曜紙が報道。中低位銘柄物色の流れに乗り、昨年11月2日に付けた764円を意識した動きになってきた。
本田技研工業は、前場は持ち合い解消の売りに押されたが、引けにかけて前週末比90円高の4560円と反発。富士重工業、マツダ、いすゞ自動車もしっかり。半面、三菱自動車は前週末比7円安の350円と下げ、スズキも同13円高の1170円と反落した。トヨタ自動車は、前週末比60円安の3890円と軟調。