2日間の予定でマニクールでニューマシンのテストを行ったプロスト。最終日の16日は時折雨の降るいてつく寒さのなか、ジャン・アレジがトラブルなく63ラップを走り、収穫の多かった充実のテストを終了した。
プロスト・グランプリのスタッフ200人全員の前でAP04のシェイクダウンを行ったアラン・プロストは次のようにコメントした。「今シーズンは我がチームにとってターニングポイントとなる。この最初のテストはここ何週間も賢明に働いてくれたチーム全員へのごほうびだ」
「モチベーションをもって見事な仕事を果たしてくれたプロスト・グランプリの全員のおかげで、スケジュール通りにマシンを走らせることができた。信頼性の問題もなくこれだけのラップを重ねられたことに大いに満足している」
プロスト本人のコメントから伺い知ることができるように、フェラーリのエンジン技術者も初参加したテストは大成功に終わったようだ。