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【スマートプレート】これを誰が、何に使うかでプライバシーの危機も

自動車 テクノロジー ITS

国土交通省では、来年度から複数の自動車が通過しても電波が影響を受けずに情報を確実に読み取れるかなどをチェックし、その後公道での最終的な試験を経て、2003年度には実用化する方針だ。

今回の実験で、技術的にはスマートプレートは確実に実用化に向かっている。ただ、何に使うのかという大きな問題が残っている。

スマートプレートは車検証のデータが入力できるほどなので、プライバシーの問題が重要だ。とくに、このスマートプレートを実用化するための委員会には、警察庁からも委員が加わっている。警察庁といえば、国民の合意も無しにNシステム(自動ナンバー読み取り装置)を日本中に配備して、国民を監視している。スマートプレートに使われるアンテナはNシステムより安価で、コンパクトなため、道の至る所に装着することができる。このため、警察はこのスマートプレートで、自動車利用の国民の徹底監視体制を構築することを狙っていると言われている。

スマートプレートは便利になるかは不明だが、1つ間違えばプライバシー上の大問題にもなるわけだ。しかも、スマートプレートには1台当たり1000円以下だが、コストがかかる。何故お金を払って自車の位置を行政に教えなければならないのかという疑問もある。国土交通省はこうした疑問を真摯にとらえて、こうした問題は国民的な合意のもとで進めてもらいたいものだ。
《レスポンス編集部》

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