スケジュールより一日遅れの先週木曜日、フィオラノのトラックでザウバーがニューマシンC20のシェイクダウンを行った模様。じめじめしたコンディションのなか、ニック・ハイドフェルトは午前中トラブルフリーで45ラップを消化。
午後はドライタイヤに履き替え19ラップを走ったあと、キミ・ライコネンにバトンタッチし、ライコネンも数ラップ試し乗りをした。昨シーズンフェラーリが使用したV10エンジンを搭載し、7速ギアボックスがついたC20の出来にハイドフェルトも大満足。
チーム代表のペーター・ザウバーは「出来過ぎなぐらいだ。これからの開発は重量と空力のルールにそった変更をするだけ」と自信を見せていた。ザウバーは今週からスペイン、ヘレスでC20のテストを開始する予定。