ぱっと見フェラーリ『348』にも、『テスタロッサ』にも見えるこの赤いクルマ、ベース車両は何かおわかりだろうか。実はこれ、70系スープラである。ボンネットとルーフを残し、他の外装パーツすべでワンオフで製作してあるため、後ろから見るとスープラだとわかる人はほとんどいないだろう。
これだけならさほど驚くこともないが、凄いのはその値段。マルシン商会の石川聡さんによると、「ベース車両に外装パーツ取り付け、ペイントまでして150万円(!)です」
実際ご覧になるとわかるが、かなりの迫力のボディーがきちっと仕上がっており、150万円のクルマには見えない。下手に輸入車のレプリカを買ってトラブルで困るよりいいかもしれない。
ちなみにこの展示車は、150万円のクルマに加えて、オプションのアルミホイール、本革シート、マフラーを装着している。