30年ぶりの雪解けなるか? 扇大臣が問題の道路を視察

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扇千景国土交通大臣と石原慎太郎東京都知事が16日、工事が凍結されている東京外かく環状道路(外環道路)を視察することが明らかになった。国土交通省の前身である建設省時代から、担当大臣が外環道路を現地視察するのは1968年以来、33年ぶり。

外環道路の工事は、1970年に外環道路の西側の地元住民が環境悪化を理由に建設工事に反対したことから、工事凍結宣言が出されたまま、30年以上にわたって放置されている。このため、外環道路は関越自動車道の大泉から常磐道路・三郷までしか開通していない。

石原都知事は外環道路整備による都心への通過交通を減らすため、工事再開に向けて視察や住民との対話を開始している。首都機能移転反対で意気投合した石原都知事と扇大臣が現地視察して、凍結解除に向け住民の理解を求める。扇大臣は三鷹市北野と武蔵野市吉祥寺を現地視察する予定。

《レスポンス編集部》

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