昨年8月末に発覚したタイヤのリコールをなんとか年末までに終了させたファイアストンだが、今度は別の銘柄でトラブルが発覚、8000本の追加リコールを行うことが明らかになった。
これはGM『タホ』の完成車に装着されていた『ウィルダネスLE』という銘柄で、2000年4月24日にメキシコ工場で生産された製品150本に、スチールベルトが完全に接着されていないという欠陥があった。ファイアストンでは万全を期すため、問題のタイヤが生産された日の前後3日間も合わせた一週間分、8000本の回収を決めている。
「リコールが完了した」と発表した直後のトラブル発生だけに、回復しつつあったファイアストンの信頼が再び揺らぐことにもなりそうだ。