ホンダの狙い・『ASIMO』で四次元空間を征服

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ホンダの狙い・『ASIMO』で四次元空間を征服
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『財界』1月16日号 
税込み価格720円 発行:財界研究所

『ASIMO』の発表会で吉野社長は「二足歩行は究極のモビリティだと考えています」と語った。この言葉の本当の意味は何なのか? 今月号の『財界』では、ホンダがロボットビジネスに込める野望に迫る。

ホンダは二輪では世界ナンバーワン、四輪でも国内二位だが、これらはすべて地上の二次元を移動する手段。最近、開発を加速しているジェット機は三次元の移動手段である。どちらも人を乗せて運ぶことに変わりはないのだがロボットは違うという。

ロボットの狙いは人間に替わって作業をすること。人間はその場にいなくても目的は達成されてしまうのだ。これを本文では「言い換えれば、時空を超えるということだ」とする。つまり四次元の領域のモビリティがロボットの役割となるのである。二次元から四次元までのモビリティを制覇することこそがホンダの野望ということになるのだ。

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