「2001パリ〜ダカールラリー」に参戦を決めた、日石三菱/ラリーアートチームが使用するのは、昨年と同様に『パジェロ』をベースとした、T2仕様車となる。
篠塚建次郎が使用するマシンは現行型のパジェロをベースとしたもので、増岡浩が使用するマシンは前モデルの『パジェロ・エボリューション』がベースになるなど、外観上の違いはあるが中身はほぼ同一となっているようだ。
搭載されるエンジンは、MIVEC(可変バルブタイミング機構)を装備した、V6/3.5リットルの「6G74型」で、今年のレギュレーションに合わせた対策を施してある。
また、フロントにデフロック機構を設けたり、パンクしにくいタイヤを採用して、悪路での走破性を高めている。ギア比の見直しによって、最高速は昨年モデルより15km/hほど向上しているが、砂漠でそれが活かせるかどうかは未知数だという。