18日からサンフランシスコで開催する日米自動車協議で、通産省はアメリカ側の要求で当初予定していた次官級から次長級会議に格下げしたことを明らかにした。理由は不明だが、次期大統領がブッシュ氏に正式に決定して、自動車協議の意義が薄れたためではとの見方が広がっている。
同協議は日米自動車協定が今年末で期限切れを迎えるため、アメリカ側が延長を要求、日本側はほとんどの自動車メーカーが外資の傘下に入っていることを理由に協定を延長する意味がなくなっているとして延長に反対してきた。
これまで、次官級会議、課長級会議を行い、今回次官級会議を行う予定だった。次長級に18、19日の2日間行われる。