三井不動産販売と駐車場事業子会社のリパークは、時間貸し駐車場の満車・空車情報に予測を付けてNTTドコモのiモードで提供する「i-リパーク」を今月18日から開始する。
リパークでは、大型駐車場や時間貸し・月極駐車場の管理運営に「インテリジェントゲート」と呼べれる車両の入出庫を管理装置を備えたゲート式駐車場機器を設置し、データ通信を利用した遠隔情報管理を行うことで、駐車場の稼動状況などをオンタイムで解析し高効率運用を図っている。「i-リパーク」では、この蓄積データを分析することで、満車空車を予測する情報を提供する。
サービスでは、利用者の現在位置から駐車場までの移動時間を考慮し、独自の演算方式を使って30分、60分、90分後の満車・空車情報を提供する。
まずは首都圏の11の駐車場でサービスを試験導入し、2000年度内に本格的に稼動させた上で、来年には100の駐車場に広げる。