『週刊プレイボーイ』12月19日号
税込み価格290円 発行:集英社
11月25日深夜、東京都江戸川区葛西の路上で会社員が暴走族に襲われ、一人がナイフで刺されて死亡した事件は記憶に新しい。この事件、被害者の男性の前方を蛇行運転する暴走族にクラクションを鳴らしたというだけのきっかけで始まったのだ。
この事件に代表されるように、近年暴走族は狂暴化しているという。同じような事件はこの他にいくつも報告されているようで、最近の暴走族は「素人には手を出さない」、「喧嘩はタイマン」、「クスリには手を出さない」などの掟が存在したというが、今は“仁義なき暴走族”の時代になったと、暴走族に詳しい栃内良氏は『週刊プレイボーイ』で語っている。
「昔の暴走族は走ることが一番で、次は喧嘩。今は違う。お金を稼ぐことじゃないですか」 現在の暴走族は「どれだけ悪いことができるか」ということが重要になっているのだそうだ。怖い時代になったものだ。