ソニーは4足歩行型ペットロボット『AIBO(アイボ)』につづき、二足歩行ロボットの技術を研究。高さ500mm、質量5.0kgの小型二足歩行エンタテインメントロボット『SDR-3X』を試作した。
SDR-3Xは全身24箇所の関節を持ち、歩行や方向転換などの基本動作に加えて起きあがる動作、片足でバランスをとる動作、ダンスやボールを蹴る動作などが可能。耳部には二つのマイクロホンがあり20種類の言葉を認識。音声によって動作を指示でき、これに返答する機能をもっている。また、頭部に装備されたCCDカメラによって色領域の識別が可能だ。
SDR-3Xは11月24日から26日まで、パシフィコ横浜において開催される世界初のパートナー型ロボット博覧会「ROBODEX 2000」に出展される。20日に発表されたホンダ『ASIMO』に並んで博覧会の目玉になることは間違いない。