不鮮明な写真は本人と認めず。名古屋で出た意外な判決

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自動速度違反取締機(オービス)に51km/hオーバーとして写真を撮られ、道路交通法違反で9万円の略式命令を受けていた名古屋市内の男性が、これを不服として訴えていた裁判で、名古屋簡易裁判所は21日、男性に対して無罪の判決を言い渡した。

この男性は会社の業務中にクルマを運転、名古屋市内でオービスに撮影されて、スピード違反容疑で略式起訴されていた。今回の無罪判決の理由として、名古屋簡裁の上村裁判官は「写真は不鮮明であり、撮影された人物は被告と異なるのではないかと疑念を持つ」と延べ、検察の主張を退けた。

《石田真一》

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