ホンダ(本田技研工業)は20日、『P3』をさらに進化させた新しい人間型ロボット『ASIMO(アシモ)』を発表した。小型軽量化された新型は、動きや操作などが大幅に改良されより人間のような自然な動作ができるようになった。
アシモは人間と実際の生活の中で作業することを考えて、P3より身長は低く重量も43kgと軽くなり、より親しみやすいロボットとなった。
ホンダでは4輪、2輪のモビリティに加え、このロボットで「自分の分身となるモビリティ」を提案する。このロボットの具体的な活用法などはまだないが、今回のアシモはより人間の社会に入り込みやすいロボットとして、さらに一歩前進したといえる。
アシモは11月24日〜26日に横浜みなとみらい、パシフィコ横浜で開催の『ROBODEX2000』に出展される。