F1各チームの主要技術者で構成されるシンクタンク、テクニカル・ワーキング・グループのミーティングが開催され、トラクションコントロール(TCS)を復活させることで一致した。
TCSはオンボードコンピュータでホイールスピードを制御してホイールスピンを減少させるもので、8年前にFIAによって禁止されていたもの。しかしそれ以降、各チームから「この禁止は役に立たない」との批判が相次ぎ、違法と知りつつも密かに採用を続けるチームもあった。
テクニカル・ワーキング・グループの決定は12月7日モナコで開催されるF1コミッションで正式に採用されるかどうかが決まることになっている。