【価値創造ホンダ『ストリーム』】4速ATより短い5速AT

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『ストリーム』には5速ATの設定がある。通常、トランスミッション(ギアボックス)とエンジンは軸方向に直列に配置されており、変速段数が増えるとユニットが大きくなる。そのため5速ATと横置きエンジンとの組み合わせは、ホンダ車では車幅に余裕のある3ナンバーの『オデッセイ』と『アヴァンシア』にしか設定されていなかった。これを今回は、5ナンバーサイズのストリームに搭載してきた。

本田技術研究所の栃木研究所第42開発ブロックの大橋達之チーフエンジニアは、「トルクコンバータを薄くし、ギアの配置を工夫することで、従来の4速ATでは約410mmだった本体全長(車幅方向)を379mmまで小型化しました。これで、5ナンバーサイズ+2リットルエンジンに5速ATを組み合わせることができました」と語る。

では5速にすることのメリットとは何だろうか。「5速になったことで高速時の実用燃費が向上しています。1.7リットル4速AT車では、100km/h時の回転数は約2700rpmですが、2リットル5速AT車では約2200rpmに抑えることができました。そのほか、2速以上の広範囲でロックアップする『アクティブ・ロックアップ2』も燃費低減に貢献しています」

またこの5速ATは、リニアソレノイドによるクラッチ圧力の直接制御(世界初)を実現している。これにより、変速をより高度に制御することができるとのことだ。

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