【価値創造ホンダ『ストリーム』】アレもコレもの開発目標を……実現した!

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ホンダ(本田技研工業)は26日、5ナンバーサイズの7人乗り新型ミニバン『ストリーム』を発表、27日からホンダ全ディーラーで発売する。従来のミニバンにはない低重心、低床パッケージを採用、セダンに匹敵する走行性能を実現したという。

東京の新高輪プリンスホテルで開催された記者発表会の席上、吉野浩行社長は「6年前にホンダは先代『オデッセイ』でミニバンブームを起こした。ストリームは21世紀のミニバン決定版となる自信作だ」と語る。ストリームは『シビック』で採用されたグローバル・コンパクト・プラットフォーム採用車の第2弾であり、高効率i-VTECエンジン搭載車の第1弾である。

開発の目標は“走りとスタイリング”、“快適性と実用性”、これらの要素の高次元でのバランス。「パーソナルカーのような スポーティな走り、ドルフフィンフォルムと呼ばれる先進的なスタイル、革新的なパッケージングが実現できた」と、藤原裕LPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)は自負する。

ラインナップは、エンジンが1.7リットルVTECと2.0リットルi-VTEC、駆動レイアウトがFFと4WD、トリムグレードが搭載エンジンごとに2段階、これらの組み合わせの8車種。トランスミッションは4ATが基本で、2.0リットルのFFは5AT。なお2.0リットル4WDは来年1月18日の発売予定だ。

価格は1.7/FF/4ATの158万8000円から2.0/4WD/4ATの227万8000円まで。月販目標は6000台となっている。

《高木啓》

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