ゴーン様、株価アナリストばかりでなく住民にも説明を

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杉並区の日産自動車荻窪営業所跡地で国の環境基準を大幅に上回る有機化合物のトリクロロエチレンなどが見付かった問題で、日産自動車は初めて住民説明会を開いた。

説明会には住民ら220人が参加した。日産は跡地の土壌や地下水を調査した結果を報告し、土壌の掘削や石灰石と混合、加熱するなどの浄化対策が示された。今後、ダイオキシンなどについても調査して報告すると説明している。住民からは「跡地の外へも有害物質が流出している恐れは?」や「汚染の事実をもっと早く公表するべきだったのでは?」との不満が相次いだ。また、日産は住民からの質問を途中で打ち切るなど、住民軽視の対応。

ゴーン社長が日産の株価を上げるため、アナリスト達を集めて親切丁寧に業績を説明した時との違いを印象付けるものとなった。

《レスポンス編集部》

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