NOx規制に終わりは無い? 努力の成果がやっと見えたのに

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運輸省は、今年3月末時点の自動車NOx法の特定地域での「特定自動車排出基準適合車」の割合が89.5%となったと発表した。自動車NOx法が施行された1993年3月末では特定地域の基準適合車の比率は36.9%で、7年間でかなりのレベルまで上がった。ちなみに特定地域外における今年3月末時点の基準適合車の割合は58.6%で、NOx法が基準適合車への代替に一役かっている実態が浮き彫りになった。

車種別では、基準適合車への代替が最も進んだのはトラックで90.0%。環境配慮を求める声が高まる中、特定地域内の運送事業者が自助努力で代替を規制適合車への代替を進めている。ただ、自動車NOx法は現在見直しの作業中であり、これが終わると再び規制が強化される見通しだ。事業者にまた環境のための努力が求められることになる。

《レスポンス編集部》

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