三重県で実証実験---俺は酔ってないもんね、いやマジで…

自動車 社会 社会

三重県の生活部交通安全室は19日、三重県警と協力して運転免許試験場のコースを使い「飲酒運転体験学級」を開いた。

これは飲酒運転の危険性を認識してもらおうと開催されたもので、20歳から50歳までの男性5人が参加した。一行は午前中に試験コースを普通に走行した後でビールの350ml缶2〜4本を含む昼食を取り、酒気帯び状態のままシミュレーターを使う午後の試験に臨んだ。

結果は散々なもので、ほとんどの人が判断力の低下でブレーキを踏み遅れたり、飛び出してきた人を轢いてしまったりした。データによると判断力、注意力ともに30%近くのダウンになり、制動距離も15%程度長くなった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース