アメリカ下院の委員会では、フォードとファイアストンによって引き起こされた一連の問題に対処するため、NHTSA(道路交通安全局)に今まで以上の権限を与え、自動車メーカーに対する強力な監視機関とする考えを提出した。
これは同委員会がフォード、ファイアストンからの事情聴取を実際に行った際に二度とこうしたことが起こらないようにするために必要な措置、と痛感したことから考えられたアイデアだ。
またこの提案ではNHTSAが海外での欠陥データなどに対しても現在よりも強いアクセスを持つことを可能にしている。自動車メーカーにとっては手強いウォッチ・ドッグ=番犬となりそうだ。