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【シドニーへの道 Vol. 4】これがクルマの『オリンピック』だ

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『オリンピック』を車名にしたクルマが過去にあった! それがイギリスのロックデイル・オリンピックだ。ロックデイル社は1948年、2人の板金職人が設立したショップで、当初はボディの修理とカスタマイジングをおもな業務にしていた。

まもなくアルミニウム・ボディのコンプリートカーの製造販売を始めるが、アルミニウムは価格が高すぎ、当時、実用化されたFRPを用いたキットカーの製造販売に切り替え、事業を軌道に乗せた。ロータスも同時期に活動を始めたFRPボディのキットカー・メーカーだ。

オリンピックの製造開始は1960年(この年のオリンピックはローマで開催されている)、FRP製モノコックボディとしては早い時期の1台だ。オリンピックは前期型のフェイズIと63年からのフェイズIIに2分される。フェイズIはライレー製1.5リットル、フェイズIIはフォード製1.5リットル・エンジンを搭載することが多い。

完成車の販売はほとんどなく、キット販売が大部分だったようだ。オリンピックの販売は会社が業務を停止する66年まで続いた。オリンピックを開発したエンジニアはロータスに移籍したという。FRPの型はエンスージアストの手により現存しており、“最後”のオリンピックは73年に作られているそうだ。
《高木啓》

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