「責任の一端を認めつつ逆ギレ」のファイアストン副社長 | レスポンス(Response.jp)

「責任の一端を認めつつ逆ギレ」のファイアストン副社長

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「責任の一端を認めつつ逆ギレ」のファイアストン副社長
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12日、ファイアストン社製タイヤのリコール問題について、アメリカ上院の商業科学運輸委員会主催の公聴会が行われた。

ファイアストンのジョン・ランピ副社長は「ファイアストン製タイヤの一部に安全性に欠ける商品があったことは認める。しかし、タイヤは正常な製品を通常に使用しても破損するから、そのときに安全にコントロールできるクルマを作ることが自動車メーカーの責任だと考える。タイヤの破損で事故が起きたとしてもタイヤメーカーの責任は一部でしかなく、クルマを製造したメーカーの責任は重い。我々はクルマの専門家ではないからどうしてそうなったのかは不明だが」と語り、フォード『エクスプローラー』の構造に問題があることを示唆した。

「エクスプローラーの横転事故は多いが、それを全てタイヤのせいにするのはどうだろうか? タイヤの破損原因は、クルマの横転防止のためにタイヤ空気圧を減らし、接地面積を増やすことを推奨していたことではないか。このこと自体、クルマに横転の危険性があると認めているようなものではないか。そもそもフォードが推奨する空気圧の値は、当社の推奨値とは明らかに異なる。1998年頃から横転事故が多いという報告は受けていたが、それは車両特性によるものと認識していた」と、推定される事故原因についても述べている。

これに対し、フォードのジャック・ナッサーCEOは「エクスプローラーには何の問題もない。その証拠にグッドイヤー製のタイヤを装着したエクスプローラーには事故がない。エクスプローラーに装着されたグッドイヤー製のタイヤは300万本だ。これで明らかなのはファイアストンのタイヤには問題があり、グッドイヤーにはないということ。つまりエクスプローラーの責任ではない」と、これまでと同様の主張を繰り返した。
《石田真一》

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