フォード・ジャパン・リミテッドは『エクスプローラー』のワイパーに不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。対象となるのは1998年12月9日から1999年6月9日までに輸入した1195台。
対象のクルマでは、(1)ワイパーの制御ユニットが不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該制御ユニット内部での電気信号の授受が適切に行われないことがあり、最悪の場合、ワイパーが作動しなくなる、(2)ワイパーのスイッチ内部の電気接点の構造が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると当該電気接点に酸化物が堆積し、最悪の場合、ワイパーのスイッチを操作しないのに、勝手に作動する。
発見は米国での市場クレームによる。