ダイハツのコンパクト&スポーティ・ワゴン『YRV』は、明日が量産発表予定だ。メーカーはたいてい新型車の存在を発表直前まで厳重な秘密にしておくものだが、YRVの場合は、かなり前から白日のもとに新型車が各地のディーラーに展示されていた。
写真は東海地方の読者が提供してくれたもの。広島地方の読者からも、広島ダイハツの本社にはすでに8月4日に『YRV』が飾ってあったとの報告があった。すでに去年の東京モーターショーでプロトタイプが発表されていたとはいえ、その時点では量産化は明言されていなかったし、もちろん今でも公式アナウンスはない。
つまりティザー(じらし)キャンペーンというわけだが、ここまで新型車の姿を堂々と見せてしまうのは異例と言え、もはや「じらし」というよりは「予告」だ。「うちはこのクルマを本当に売りますよ、発売までよそ様のクルマを買わずに待っててね」というわけ。ダイハツがこのクルマにかなり力を入れていることが分かる。