ホンダ系の自動車ディーラー、ホンダベルノ東海は10日、ナスダックジャパン市場(大証)に上場したことに伴い、公開が義務付けられている四半期決算を発表した。
今回発表されたのは、2000年度4〜6月の、いわゆる第1四半期の決算内容。売り上げは『オデッセイ』などの好調さもあり、前年同期比で32.2%増の約27億円で、ベルノ東海としては過去最高を記録している。しかし、岐阜県内の他のホンダディーラーを買収したため、これが足を引っ張り、経常利益は前年同期比13.4%マイナスの7200万円に留まった。
ナスダック上場時には、財務内容のディスクロージャー(情報公開)が義務付けられているが、今回の発表はそれに沿ったもの。ディーラー単位で財務内容を公開するのは非常に珍しいケースといえる。