ソフトドリンクの世界ナンバーワン企業であるコカコーラ社が、2001年にメジャーチームのスポンサーとしてF1に参戦することが明らかとなった。コカコーラ社の代表が今週末に開催されるハンガリーGPを訪問し、チーム側とスポンサー契約の内容を詰める予定らしい。
コカコーラでは1チームあたり5000万ドル(55億円)もの予算を立てていると言われ、今のところその巨額のスポンサーマネーを手にできる可能性を秘めているのは、まもなくルノーとなるベネトンと、ジョーダンだという。
EUが2006年にはタバコ広告を全面禁止するため、F1におけるタバコ会社のスポンサーシップはここ5年でかなり縮小されていく見通し。すでにアロウズ、ウィリアムズ、ジャガーといったチームはタバコ会社のスポンサーを受けておらず、他チームも近い将来これに追随するものと見られている。