『週刊ダイヤモンド』 7月15日号 定価570円 発行:ダイヤモンド社
7月にダイムラークライスラーとの正式調印を迎え、はれて嫁入りを果たす三菱自動車だが、本来は6月末の調印予定がずれ込んだり、ボルボと関係のあるトラック・バス部門との資本のねじれなど、てんとう虫のサンバを歌っているどころの問題ではない。
本誌では三菱自動車と関係した、たくさんの「恋人」そしてボルボとの間に産まれた「子供」ネッドカー社の問題、そしてそれらが産んだ多くの揺れる「恋路」を余すこと無くリポートする。三菱の横山副社長は本誌の最後に「この提携で世界一を目差す。しかし、失敗すれば未来はない」と慎重な姿勢で締めくくっている。どうなる三菱?