学科試験学習の新システム登場。交通教本よりも馴染みやすい!?

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NECは自動車教習所向けのオンライン学習システムを開発し、8月からサービスを提供することになった。運転免許取得に必要な学科試験をネット上で模擬受験できるシステムで、コンテンツはNEC側が一元管理する。

このシステムは「学科指南・NEC自動車学科試験システム」と呼ばれ、アプリケーション・サービス・プロバイダ方式、つまり「提供するコンテンツはNECの管理するサーバー内にあり、利用者はその都度インターネットを介してアクセスし、利用する」というものだ。自動車教習所側のメリットとしては、採点の手間と人件費を削減することや、周囲の教習所との差別化を図れることなどをNECでは挙げている。

「学科指南」には、全部で850問の試験問題が用意されており、教習の合間などにパソコンを使い気軽に模擬試験を受けることができる。回答を誤ったとしても、誤答の傾向を分析し解説なども表示されるので知識を得やすいようになっている。教官側の操作では、模擬試験の結果の一覧や誤答の多い箇所(=教え方が悪いところ)も表示されるので、指導改善に結びつけやすい。

NECではこのシステムを積極的に売りこんでいく、としている。

《石田真一》

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