大宇(デーウ)の買収優先権を得たのは意外にもあの会社 | レスポンス(Response.jp)

大宇(デーウ)の買収優先権を得たのは意外にもあの会社

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経営が破綻した韓国の自動車メーカー、大宇(デーウ)の買収先を探していた債権者協議会は29日、買収の第一次優先候補としてアメリカのフォードグループを指名、本格的に買収に関する協議を行うことになった。

大宇の買収に向けては、先に提携を発表したダイムラー・クライスラーと現代(ヒュンダイ)自動車のグループと、GMと伊フィアットの企業連合、そしてフォードグループが名乗りを挙げ、それぞれが独自の買収案を協議会に示していた。大宇のブランド存続というより、アジアにおける生産拠点の確保という意味合いが強く浮き出たためか、当初の予想を反して名乗りを挙げる企業が多かったので、優先交渉権を複数にするという案も出たが、結局はフォードの一人勝ちという結果に終わりそうだ。

フォードは協議会に対して、買収額として約7兆ウォン(約7000億円)を示し、大宇グループのRVメーカーである双竜(サンヤン)自動車も含めて引き取るという方針を伝えたと見られる。フォードはかつて、同じ韓国の起亜(キア)自動車に技術提供を行っていたが、起亜が現代グループに吸収されたことで、アジアにおける生産拠点を失うという痛い目にあっている。フォードには失った拠点を奪い返す(しかもダイ・クラ+現代を打ち負かす形で…)という考えもあり、それが今回の高額な買収額の提示につながったと考えられる。
《石田真一》

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