25日、今シーズン、ジャガー・レーシングで戦っているジョニー・ハーバートが36歳の誕生日を迎えた。
ハーバートは、イギリスのカートレースで勝ちまくり、その後はフォーミュラ・フォード、1987年には現ジョーダンチームのエディ・ジョーダンが率いたEJR(インターナショナルF3000)へとステップアップ。1988年、インターF3000チャンピオンのタイトルを獲得したが、ブランズハッチで行われたレースでクラッシュし、足を複雑骨折してしまう。
やがて1989年にベネトンからF1デビュー。開幕戦でいきなり4位入賞して注目を浴びたが、足の回復状況を理由にシーズン途中に突然解雇された。しかし1990年にはロータスからF1に復帰し、その後ベネトンに復帰移籍。M.シューマッハーのチームメイトとしてコンストラクターズチャンピオンを獲得する原動力となる。そんなハーバートは1995年に2勝、1999年に1勝を挙げているが、来シーズンはアメリカに行くのではないかと噂されている。
そんなジャン・アレジと並ぶ、現役最年長ドライバーの活躍に期待したい。