今月はじめ、ローバー『ミニ』ファイナル仕様追加輸入の噂が日本をかけめぐった。というのも運輸省が発表した新型車の燃費数値にミニが含まれていたからだ。それより前の5月末に、ミニを輸入しているBMWジャパンは「早いもの勝ち、現行モデルは残り2000台」と発表していたのである。
この運輸省資料はメーカーやインポーターの申請した数値だが、発表前の新型車(マイチェンや日本新規輸入車含む)や、ときには企画開発中のモデルも含まれる。そこでミニ追加輸入か、となったわけだが……。
BMWジャパンによると、ミニのファイナル仕様輸入にあたって春先に申請しておいた数値がなぜか今になって公表されたそうで、追加輸入の計画はないそうだ。新車の「ミニ」を欲しい人はやっぱりディーラーに急いだほうがいいようだ。