他チームの多くがスペインのバレンシアサーキットで合同テストを行っている間、BARホンダとウィリアムズはフランスのノガロ・サーキットに到着し、モナコGPに向けたテストを行っている。またプロストもシルバーストーンで3日間の単独テストを敢行。
初日となった23日は、ウィリアムズだけがテストを開始したが、同チームのジェンソン・バトンは、チームメートのラルフ・シューマッハよりもかなり早くサーキットに姿を見せてやる気をアピール。両者とも3周ずつの短いラップを何度もこなし、マシンのバランスをチェックしていた。
一方のBARホンダは、24日に3台のマシンを持ち込み、ジャック・ビルヌーブ、リカルド・ゾンタとともにテストドライバー契約のフランス人、パトリック・ルマリエも走行している。そして26日、ビルヌーブは1分15秒10のコ−スレコ−ドを記録した。BARに在籍していたミカ・サロ(現ザウバー)が昨年記録した従来のレコ−ドを3秒近く短縮している。