【これが『Opa』だ! Vol. 1】あっと驚くコンセプト? 2列シート5人乗りの新ジャンル

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トヨタ自動車は5月24日、新型車『Opa(オーパ)』を発売した。5ナンバー・サイズのスタイリッシュなボディに2列5人乗りシートを与え、豊かな空間を備える。新世代2リットル・ガソリン直噴エンジンに、トヨタ初のCVTを組み合わせたのが特徴だ。

『オーパ』の名は、ポルトガル語で「おや!」とか「おお!」というような感嘆詞を意味する。その名前が示すように、コンセプトは「ミニバンのスペースと多機能性」と「高級サルーンの走り」を組み合わせた「次世代のミディアム車」である。

ターゲットユーザーはファミリー層ではなく、30代の若いカップル。それゆえにスタイリングもシャープでエッジな感じに仕上がっている。ボディサイズは全長x全幅x全高=4250mmx 1695 x 1525mm。これに2700mmという長めのホイールベースを与え、2列ベンチシートの5人乗りとし、大型サルーン並みの室内スペースを与えている。また立体駐車場に入れるサイズの全高もセールスポイントだ。

エンジンは1.8リットル直4DOHCと、先に『RAV4』でデビューした新世代の2リッターのガソリン直噴ユニットの2種類。トランスミッションは4ATのほか、2リットル・エンジンにはトヨタ初のCVTが採用されている(8月発売)。駆動方式はFFで、1.8リットルのみ4WDも設定されている。

安全装備面ではGOAボディ、デュアル・エアバッグ、EBDつきABSなど、最新の装備をひととおり標準装備。また「低公害車」として、税金面の優遇措置を受けることができる。

価格は1.8リッタ−FFの「a Lパッケージ」の175万円から、2リットルFFの「i Sパッケージ」の218万円まで。取り扱いディーラーはトヨペット店(大阪は大阪トヨタ)で、販売目標台数は月間3500台となっている。

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