建設省は、首都圏の道路の渋滞を解消するのに役立てるため、渋滞を実走行によって調査する。
トラックやバス、タクシーの経路や、目的地までの所要時間などを記憶するカーナビゲーションシステムを装着してもらい、どういった道路がどういう日(天気による違いや、いわゆる5.10日の混雑など)や、あるいは何時ごろに渋滞しやすいのかなどを調査する。こういった調査は一般道路では初めてとなる。
記録を定期的に回収しながら、来年3月まで、約1年間調査する。渋滞の状況をより実態的に把握して、今後の道路整備に活用していく方針だ。