埼玉県は、大気汚染の改善を進めるため、条例でディーゼル車へのDPF(ディーゼル微粒子除去装置)の装備を義務付けることを決めた。
ディーゼル車へのDPF装着義務付けは、東京都の石原知事が先陣を切り、次いで大阪、京都、神戸などに波及した。千葉県の市川市長は「首都圏が連携して対策をしなければ意味がない」と訴えていたが、今度はそれが埼玉県にも波及した。埼玉県は来年度には条例化して、早急に環境基準達成100%を目指す方針だ。トラックを規制する大気汚染改善策は、地域の住民に受ける。このため、石原都知事に習って、都市部の地方自治体でDPF装着が義務付けが一気に進む可能性もある。