【CART第5戦 決勝】復帰の中野、順位ふるわず14位……今後の展望を語る

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【CART第5戦 決勝】復帰の中野、順位ふるわず14位……今後の展望を語る
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ツインリンクもてぎで開催されたCARTシリーズ第5戦「Firestone FIREHAWK 500」は、13日予定の決勝が雨のため14日に順延された。復帰緒戦で予選11位の中野信治(ウォーカー・レーシング、エンジン:ホンダ)は14位で完走を果たした。

決勝の日曜日は薄日もさして気温22.8度。5万2000人の観客が見守る中グリーンフラッグが振られ、201周の決勝がスタートした。33周目にこの日2回目のフルコースコーション。ここで上位陣は1回目のピットストップに入るが中野信治はピットアウトに手間取り18位まで後退。

80周目、3回目のフルコースコーションが2回目のピットストップのタイミングと重なり、全車ピットに。中野信治は燃料を満タンにしたときのハンドリングが良くなく、17位ながら周回遅れに。「満タン状態でのセッティングを試す時間がなく、ターン1〜2ではオーバーステア、ターン3〜4ではアンダーステアという状態だった」と中野は言う。

192周目に5回目のフルコースコーションが出て、それが解除されるとレースは最後5周のスプリントレースとなった。トップでゴールしたのはM. アンドレッティ(ニューマン/ハース・レーシング、エンジン:フォード・コスワース)だった。この結果、PPGカップ・ランキングは、ポール・トレイシー(ティーム・クールグリーン、エンジン:ホンダ)がトップを堅持している。

中野信治のコメント:「後半、自分のミスで走行ラインを外してしまい、タイヤ・グリップを取り戻すの時間がかかり遅れてしまった。レースは久しぶりだったが体は問題なく感覚も戻ったので、これからはガンガンいけると思う」

《高木啓》

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